こんにちわ、春美です。
私は、SE(システムエンジニア)という仕事が、
どんな仕事内容かも知らず
就職しました・・・Σ( ̄。 ̄ノ)ノ笑
具体的な仕事内容ってイメージしずらいですよね?
リアルな仕事内容をご説明します。
システムエンジニア(SE)のリアルな仕事内容は?
まず
SE(システムエンジニア)のお仕事とは?!
「企業さん(お客様)向けに
システムを開発して導入する」
がお仕事です。
説明がそのまんま・・・ですね(*´꒳`*)
システムを開発する流れは、
ザックリこんな↓感じです。
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【プロジェクトの流れ】
①要件確認
お客様の業務や課題、作りたいシステムをヒアリング
②お見積り
こんな感じの機能を作りましょうか?
と提案&お見積り
③契約前後
お見積り金額を見て、お客様のOKが出ればスタート!
スケジュールを決めます。
(いつまでに、何人で、何を、どこまで、どう作るか)
④設計
こんな画面で、こんな風にデータを保持して・・・等を設計します。
⑤プログラミング(製造)
設計書を元に、実際に動くモノ(プログラム)を作ります。
⑥単体テスト
作ったプログラムが、設計書通りの動きをするか、
機能ごとにテストして確認。
⑦結合テスト&システムテスト
想定している業務の流れで
予定通りの機能を満たしているか、
性能を満たしているか、
などをテストして確認。
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・システムエンジニア(SE)は
⑤⑥以外の作業を担当する事が多いです。
・⑤⑥の作業をしてもらう
プログラマ(PG)さん
をプロジェクトのメンバとして入ってもらい
⑤⑥の「プログラミング作業」
をプログラマ(PG)さんが
実施することが多いです。
・他には、社内の内部資料も作ります。
外注したりプログラマさんにお願いする場合は、人探し(依頼する会社)や、発注作業、PCレンタルなどの、細々した作業もあります。
そう・・・・・SEは色んな事をしないといけません。
雑務、多いです。笑
SEの仕事は「プロジェクト管理」を行いながら
納期通りにシステムを作り上げるのがミッションとなります。
ヒアリング
お客様の要望をヒアリングし、システムの全体像を決めていきます。
この為、お客様とお話しながら進める事が多いです。
業務理解して、システムでの実現方法を決め、提案する必要があります。
時には、「ここはシステム化できないので業務でカバーしてください。」という事もあります。
この時点で、お客様との認識がズレていると、後々トラブルに発展することがあるので、
SEは「コミュニケーション能力」が必要と言われるんでしょうね?
設計作業
作りたいシステムに必要な「機能」「画面デザイン」「帳票」などを決めていきます。
そしてどんな風にデータを保持しておき、どのようなロジックにしたらよいか考える作業です。
要望と実際のデータを、どのように見せるか、繋がるか考える作業になります。
私はこの工程が楽しくて、一番好きかも☆彡
プログラミング(製造)
設計書通りのプログラムを書く仕事になります。(コーディング)
ここの作業は、プログラマ(PG)さんに依頼して、作ってもらうことがほとんどです。
※基本的に、SEは上流工程がメインとなります。
プログラミング作業は、プログラムが得意な人にお願いするんです。
SEは入社した当時は、プログラミング作業をすることもありますが、単価が高い!
なので安くプログラミング作業をしてくれる会社さんや、
海外の会社さんへ外注(オフショア)する事が多いです。
テスト
業務シナリオにあわせたテストパターンを考えます。
そして作成してもらったプログラムをつなげて、機能通り動作するか、
テストパターン毎に思った結果が出るかテストします。
また、外部システムとデータ連携している場合は、繋げて正しく動作するかのテストを行います。
テスト結果がNGの場合は、プログラマさんにプログラムを修正してもらい、
設計の考慮もれの場合は、仕様を再検討してプログラムも合わせて修正します。
最終的に、システム全体で予定通りの機能をすべて満たしていれば、テスト完了です。
プロジェクト管理
プロジェクトを進める中には、沢山のフェーズがあります。
色んな人に依頼して、依頼の返答や出来たものを確認して、
1つずつ終わらせて、次のフェーズに進んでいきます。
その間、ずっと納期に間に合うかをニラメッコしながら、
遅れている場合は挽回策を考え(相談して残業してもらったり)、
問題や課題やがあれば”解決策”や”別の提案”をして調整します。
プログラムの進み具合のスケジュールもですが、お金の使い加減もチェックが必要です。
間に合わないからと残業しすぎてもらうと、支払いが・・・・。笑
なので、私は、悩んでも進まなさそうな時はすぐさま、先輩や
その技術に詳しい人にHelpしてもらいます。
IT業界の人は、パソコンにカジリついているイメージと思われる人も多いですが、
SEは技術だけでなく、システムを構築する上で必要な
「サーバ関連知識やプログラミング知識」
関わるメンバーと上手くやっていく
「コミュニケーション能力+説得力」
が高い人が、とても重宝されます。
すべてこなせる”スーパーSE”になれれば、皆から頼りにされ、高収入です。
私の様な小鹿のようにブルブル脚を震わせながら”何とかもがく”SEもいます。
人それぞれ、得意不得意があります。
私は不得意な部分を、得意な人にお願いしたり、アドバイスしてもらい、
助けてもらう事で、何とか立っています。笑
プログラマ(PG)のリアルな仕事内容は?
プログラマ(PG)さんは、プログラミング(コーディング)を行う人の事です。
プロジェクトの中では、「⑤プログラミング(製造)」「⑥単体テスト」の作業にあたります。
設計書をみて、実際にプログラミング言語(C#やJAVA等)でコーディングし、
作った画面やデータが設計書通りに動くかテストまでを行います。
テストを行うなかで、コーディングバグがある場合は修正し、
再度テストを行いプログラムを完成させます。
ほとんどのプログラマさんは、1つのプログラミング言語を極め、
ほかの言語は使いながら、調べながら学習をして、
多くの言語を扱えるようになっています。
プロジェクトによって開発環境(プログラミング言語やフレームワーク、環境など)
が異なるので、そのプロジェクトに合わせたコーディング規約に
合わせてプログラミングする必要があります。
システムエンジニア(SE)のお給料は?
SEのお給料は、年収400万~1200万と、会社によってかなり様々です。
大手IT企業の場合は、30代で年収1000万を超えるような所もありますが
中小企業で働く私は、30代で年収500万くらい頂いています。
IT業界の平均年収は他の業界よりも基本的に高いです。
IT人材の需要はますます増加していて、今でも人手不足と言われています。
実際、私の周りでも「仕事はあるのに人がいない・・・・」と言う事が良く起きています。
一般的なサラリーマンやOLさんの平均給料よりは、上回る事がほとんどだと思います。
※残業代がかさんで平均給料より高くなるパターンも含む・・・笑
プログラマ(PG)のお給料は?
プログラマー(PG)のお給料は、SEより下がり年収200万~700万くらいです。
設計書通りにモノを作る仕事なので、「決められた事が出来る人」という扱いの為、SEより単価が安くなります。
本当の所、設計書がイケてない場合は、プログラマーさんがカバーしている事もかなりあります!
私からするとプログラマーさん”神対応!!”という事も。
プログラマーさんがいないとモノ(プログラム=システム)が出来ないという事は
すご~く、すご~く重要人物なのです。
私はプログラムが苦手なので、すごく尊敬します。
しかし、SEより安いお給料なのが現状です。
プログラムが”大の得意”で専門でいたいというプログラマーさんは、
PGのお給料が良い海外の方が、良い待遇になると思います。
お給料UPを希望するプログラマーさんは、転職してSEになる人が多いです。
プログラム経験を生かして、”スーパーSE”になられていきます。
逆にお給料は今のまま、人やお金の管理までするのは得意じゃないという方は
プログラマーのままで良い!という人もいらっしゃいました。
最近は人手不足なので、私の周りのプログラマーさんは、経験値とともに少しずつ単価が上がってきています。
最後に
普段の生活を見渡すと、「電車に乗る」「宿の予約」「部品や物の注文」etcシステムだらけです。
手作業していたものはシステム化され、
古いシステムは新しいシステムにリニューアルされ、
そのシステムを保守する人、設計する人、プログラムする人・・・
IT業界に人が必要とされています。
システムを作るITエンジニアの職は、
ますます広がっていく事間違いなしですね♪
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